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足の外科のご紹介

9.足関節後方インピンジメント症候群(三角骨障害)

① サッカーやバレエをやっているが、アキレス腱の奥のほうに痛みがある。
② 足首を最大限伸ばすと痛みが走る。
③ 母趾を無理やりに伸ばしたとき、足首付近に痛みが出る。

距骨の後ろには、「三角骨」という骨がくっついていることがあります(この骨が、距骨とひとつの骨として連続していることもあり、このような形態のときは、「距骨後突起」と言います)。三角骨は2.7-7.7%の人にあると報告されており、比較的まれな解剖学的破格です。
このような骨があると、足首を伸ばしたとき、距骨の上下にある脛骨と踵骨のあいだにはさみ込まれます。はさみ込まれる動作が頻回に行われると、三角骨がぐらついて炎症を起こしたり、距骨後突起が疲労骨折を起こしたりすることがあります。
三角骨や距骨後突起がなければ、このようなことは起こりません。また、足首を伸ばす動きを頻回にすることがなければ、このようなことは問題になりません。たまたま「三角骨や距骨後突起がある」人が、たまたま「足首を伸ばす動きを頻回にするスポーツ(バレエやサッカーなど)をしている」場合、この三角骨や距骨後突起が痛みの原因となります。2つの条件がたまたま重なってはじめて症状が出るので、ある意味accidentalな疾患です。
保存的加療で症状が軽快しない場合、手術によって症状の改善が期待できます。

内視鏡下三角骨
切除術
アキレス腱の両側に5mmの傷口を2つ作り、一方から内視鏡、もう一方から器具を入れ、内視鏡で見ながら三角骨(もしくは距骨後突起)を切除します。骨を切除したのち、母趾を曲げる腱(長母趾屈筋腱)の腱鞘が厚くなっていて腱の動きを悪くしているとき(長母趾屈筋腱は三角骨の真横にあるので、腱鞘炎を起こしていることがよくあります)は、腱鞘の切開を追加し、腱が滑らかに動くようにします。
当院では、2.3mmの細い関節鏡を用いたり、関節鏡の視野を確保するworking spaceの作成の際、軟部の郭清を最小限にするよう手技を工夫していることなどにより、術後1週間程度でスポーツ練習に復帰できる方が増えてきました。

手術の詳しい説明は→
三角骨障害の内視鏡手術

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