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PRP療法のご案内

PRP(Platelet Rich Plasma)療法とは、患者様の血液中に含まれる血小板成分を利用した再生医療の一種です。
もともと血小板には血管が損傷した際に固まって出血を止める働きや成長因子を放出する働きがありますので、それを濃縮して患部に戻すことで、自分で治す力(自己治癒力)を促進して傷んだ組織を修復し、痛みを改善させます。

方法

ご自身の血液を10-20ml採取し、特殊な技術を用いて遠心分離を行い、血小板が多く含まれる成分のみを抽出し、患部に注射で戻します。

適応

変形性関節症、半月板損傷、スポーツ外傷(腱炎、靱帯損傷、筋損傷)などの関節内もしくは関節外の痛み

長所

  • 自分の血液を利用するので、感染症やアレルギー反応が極めて起こりにくい
  • 手術と比較すると身体への負担が少なく、創も残りにくい(通常の注射と同等)
  • 入院不要、日帰り治療が可能(1時間半程度で終わる)、生活や仕事の制限が少ない

短所

  • 実施後の数日間、痛みや腫れ、熱感を伴うことがある(敢えて炎症を起こさせる治療法であり、患部の冷却で改善する)
  • 効果が出るまでの時間に個人差がある(患者様毎に患部の状態や治療への反応性が異なる。個人差が大きい治療ですので治療効果が乏しい場合がある)
  • 身体の状態により実施できないことがある(問診や検査にて評価し、詳しくご相談させていただきます)

料金

注射1本 99,000円(税込み)

関節外注射:1本
関節内注射:2本
※原則として上記でありますが、患部の状態や治療の範囲によりご相談させていただきます。

診療の流れ

  • 火曜日、木曜日午前中の整形外科 諏訪医師の外来を受診
  • 問診、診察、検査(レントゲン、超音波、MRI等)で治療の適応を判断
  • 第2・4火曜日午後の諏訪医師の外来でPRP療法の説明、同意書記入
  • ③から2週間後を目安にPRP療法を実施
  • 火曜日、木曜日午前中の整形外科 諏訪医師の外来で定期的に経過観察

最後に

たくさんの保存療法のうちの1つの選択肢として、特に既存の治療での効果が乏しかった方、可能であれば手術を回避したい方、仕事を休んだり日常生活の制限を最小限にしたい方に特におすすめいたします。

PRP療法は患者様毎に効果は異なりますが、副作用の極めて少ない治療法であり、治療の選択肢の1つになります。

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