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院長あいさつ

「地域から信頼される病院」を目指して

院長 本間恵

2021年10月1日付で院長を拝命しました本間と申します。

当院は、1973年(昭和48年)4月に上尾中央医科グループ2番目の病院として八潮市緑町に開院後、増築増床で対応してまいりましたが、老朽化もあり、2016年(平成28年)5月には八潮駅から線路沿い徒歩約12分のこの地、南川崎に新築移転しました。以前の場所からの交通アクセスもあまり良好ではないにも関わらず、移転後も多くの皆さんに足を運んできていただいて今日を迎えます。このように歴史を重ねてこられましたのは、何よりも地域の皆様方、近隣の医療機関、施設の皆様方の御支援の賜物と存じます。
心より感謝申し上げます。

当院は地域の急性期病院として二次救急医療機関としての役割があります。地域の医療機関、施設と連携を図り、多くの要請を受け入れられるよう、質の高い医療を日々追求、改善することで地域医療に貢献したいと考えます。

また、当院は急性期病院として機能している一方、市民祭りの体験ブース設置や、健康ストレッチや熱中症対策講座、糖尿病講座、感染症講座、乳癌講座などの各種市民大学や市の出前講座、小学校等での手洗い教室など市民の方々への病気にならないための啓蒙活動や病気に対する知識普及のために取り組んでまいりました。地域住民の方が健康で長生きしていただくためのこれらの取り組みを今後も充実させていきたいと考えています。

それから当院2階の健診センターでは市の検診、企業検診の他、一般の方のドックも受け付けておりバラエティーに富んだメニューを御用意しております。大きな病気も早期発見でおおごとにしない取り組みは大切です。また、残念ながら治癒の見込みのない進行癌などになった場合、当院の緩和ケア科では残された大切な時間をどのように過ごしていくかのプランを御本人、御家族と一緒に作っていくお手伝いをしております。当院かかりつけの患者様以外でもご相談いただけます。単に痛みを取るだけでない多種多様な苦痛、心の痛みも軽減できるようにスタッフが親身に対応しております。

未病から緩和まで幅広く皆様のお役に立てる病院として今後も機能をより一層充実させていきます。

院長は変わりましたが、これからも開院以来の理念である「地域から信頼される病院」をめざしてまいります。信頼されるに足る医療を提供するということは、具体的にどのようなことかを日々問い続け、スモールステップでも変えられるところはすぐにでも改善することを大切にします。患者さんとそのご家族に「病気になったり、けがをしてしまったのは残念だけど、この病院に来て良かった」とおっしゃっていただけるには、個々の職員がどんなかかわり方や働きをすればよいのかそれぞれに模索し続ける風土を作ってまいりたいと考えます。

当院スタッフは看護部門やリハビリ部門を中心に若い人も多く向上心や柔軟性があります。その他中堅以上のスタッフもまだまだ発揮しきれていない才能がありそれを生かさないのはもったいないと感じています。個々の職員が健康にのびのびと水を得た魚のように生き生きと泳ぎ回れる良き器を作れるように努力いたします。それらのことは、多くの患者さんやスタッフに愛されきっと素敵な病院を作り上げるに違いないと期待される中、半年前突然の病に倒れられた故後藤前院長の遺志を継ぐことになると信じております。

皆様の多くの方々に「遠くに行かなくてもこんな近くに良い病院があったんだな」、と思っていただけるよう誠実に努めてまいります。どうぞこれからも八潮中央総合病院への御支援を何卒よろしくお願いいたします。

2021年(令和3年)10月
八潮中央総合病院
院長  本間 恵

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