薬剤部
エビデンスだけではない
患者さん1人1人に最適な医療を
提供できる薬剤師を目指して

当院の3つの強み
薬剤師業務に集中できる
- 対物業務は薬剤師アシスタントと協働することやシステム導入によって安全かつ効率的に行っています。
- 病棟業務はチーム制を採用、2病棟3名体制とし、5人1チームで業務分担を行っています。
- 薬剤師外来を開設し、外来においても薬の専門家として活躍しています。
内服調剤業務
錠剤自動分包機を使用し、入院患者さんの調剤は、ほとんどが一包化調剤となります。しかし、機械に充填されていない薬剤やヒート調剤となる患者さんのお薬はピッキングする必要があります。それらの薬剤は、薬剤師アシスタントが事前にピッキングします。
薬剤師アシスタント
ハンディーシステムを使用し、
必要な薬剤を取り揃える

薬剤師
調剤・監査に集中する

※薬剤師アシスタントは所定の研修を修了した者です。
注射調剤業務
調剤に必要な薬品をあらかじめ薬剤師アシスタントが取り揃え、そこから、薬剤師が調剤・監査を行います。調剤のたびに散らばった薬品棚に薬を取りに行く必要がなく、払い出し業務なども済んでいるため、調剤に集中できます。
薬剤師アシスタント
病棟毎に注射薬を取り揃える

薬剤師
処方監査・個人セットに集中する

無菌調剤業務
調剤室内に、クリーンベンチ、安全キャビネットを含む無菌室を完備しています。
無菌調製業務 | 260件/月 |
---|---|
抗がん剤調製業務 | 27件/月 |
2022年度平均

病棟業務
すべての病棟に担当を配置し、急性期病棟には薬剤師が常駐しています。
また、チーム制を採用しています。5人1チームで1日に2病棟3名配置とし、業務分担を行っています。
業務量の分担と安定した質の確保を目指しております。

※病棟チーム制のイメージ
チーム医療
- 栄養サポートチーム(NST)
- 感染制御チーム(ICT)
- 褥瘡対策チーム
- がん薬物療法チーム
- 糖尿病ケアチーム
- 骨折リエゾンチーム(FLS)
上記のチームに薬剤師が参加して活動をおこなっております。

薬剤師外来業務
医薬分業となり、外来の調剤に関しては調剤薬局へお願いしておりますが、病院の薬剤師が一部診療科において診察前面談を行い、医師業務のタスクシフトを行っております。

※緩和ケア外来の診察前面談のイメージ

診察前面談以外にも、自己注射指導や抗がん剤の服薬指導も行っています。
薬物血中濃度解析業務(TDM)
外来・病棟問わず、薬剤師にて血中濃度の解析をし、医師へ処方変更等の提案を随時行っております。
在宅訪問薬剤管理指導業務
患者様に対して病院薬剤部で服薬指導を行っております。患者宅に薬剤師が直接伺い、薬剤管理指導を実施しています。
教育体制が充実している
- 入職2年目までしっかりサポートすることで安心して成長できる
- 認定薬剤師も多く所属している
専門知識研修の全体像

入職1年目研修スケジュール
調剤業務を9月までに一通り経験し、いよいよ病棟です。はじめは、数名の患者さんから受け持ってもらいながら徐々に経験を積んでいただきます。調剤研修と並行して、採用薬の知識について研修を行います。上記全体像の「Step.1」に該当します。11月以降は、服薬指導のサンプル症例をもちいて、より実践的な研修を行います。全体像の「Step.2」に該当します。

入職2年目研修スケジュール
1年目に引き続き、7月頃までを目途に、服薬指導のサンプル症例をもちいて、研修を行います。その後、薬物治療症例の研修を行います。全体像の「Step.3」に該当します。

生涯教育・専門認定教育
その他、経験年数によらず、定期的に以下の研修を実施し、研鑽に励んでいます。
- 症例検討会(月1回)
- DIカンファレンス内でのプレアボイド事例共有(週1回)
- がん・感染・NST専門薬剤師セミナー(それぞれ年4回程度)
認定薬剤師
感染制御認定薬剤師 | 1名 | 認定実務実習指導薬剤師 | 3名 |
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抗菌化学療法認定薬剤師 | 2名 | 病院薬学認定薬剤師 | 3名 |
NST専門療養士 | 2名 | 生涯研修認定薬剤師 | 2名 |
糖尿病療養指導士 | 1名 | スポーツファーマイシスト | 1名 |
2023年3月現在
学会参加支援
よりよい薬物療法を実践するため、院外の研修会に積極的に参加し、日本病院薬剤師会が主催する学会等にも発表しています。
発表実績学会
- 日本病院薬剤師会関東学術ブロック
- 日本医療薬学会年会
- 糖尿病学会
- 日本静脈経腸栄養学会
- 全日病学会

数字で見るワークライフバランス
年間休日日数
120日
育児・出産休暇実績
2名
有給取得率
66%
(2022年度実績平均)
職員数
常勤薬剤師 | 20名 |
---|---|
非常勤薬剤師 | 1名 |
薬剤師アシスタント | 2名 |
2023年3月現在
地域医療機関の方へ
保険調剤薬局へのお知らせ
- トレーシングレポートの受付について
服薬情報提供書(トレーシングレポート)を用意しました。保険薬局にて即時性は低いものの「処方医師への提供が望ましい」と判断された内容についてFaxにて服薬情報提供書を薬剤部まで送信願います。薬剤部にて集約したのち、医師へ情報伝達を行い情報の共有化を図ります。地域保険薬局との連携を推進することで、適正で安全な薬物療法推進につながるものと考えます。保険薬局各位のご理解・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
【対象】
患者さまに対する病院側への情報提供(次回の診察への情報提供)
*緊急性のある場合は医師へ連絡する様にしてください。疑義照会は医師に直接行ってください。 - がん化学療法レジメンについて
以下、PDFをご参照ください。随時更新致します。