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栄養科

ごあいさつ

日本は、他に類を見ないスピードで超高齢社会に突入しています。医療技術の向上により平均寿命と健康寿命に解離が生じ、人生の終末をどのように自分らしく過ごしていくのかを1人1人が考えていかなければいけない時代になりました。

その中で、私たちは急性期病院の管理栄養士として、かかわるすべての患者様が笑顔で居続けられるように、「食」を基本とし、治療を根底から支えていきます。

八潮中央総合病院 栄養科 MissionとVision

Mission

食事は「心」と「身体」の活力
食を通して、疾病の予防や改善につなげる

Vision

  • 「食」の専門性を発揮し、個々の身体状況・症状・病態に合わせた食事提供を行い、治療効果を高める栄養管理を行う。
  • 相手の立場を尊重し、思いやりのある心で人と接する。
  • 適切な栄養情報と実行できる食生活方法を提示し、良質な食環境を作り、生活の質を向上させる。

特色

フードサービス

「ご満足いただけるために」

治療の一環として栄養面はもちろんのこと、入院中の楽しみとしての食事であることも意識した食事提供を行っております。胃や腸など消化管に問題がない方を対象としたお食事では、主食に玄米や雑穀米、もち麦などを取り入れ、丼物や麺類なども献立に多く組み込んでいます。
また、塩分制限食やカロリー制限食のお食事であっても、おいしくご自宅での食事療法の参考にしていただけるヒントが詰まった献立を意識しています。献立には、季節の食材を組み込んでおり、月に1~2回、季節の行事にあわせた行事食の提供も行っています。

敬老の日

敬老の日

厨房

厨房

「食べることをあきらめない」

摂取量不足や摂食や嚥下に問題を抱える高齢の患者様が多くなってきています。少量しか召し上がれない方へは、提供量を減らしたうえで、栄養強化として中鎖脂肪酸オイルやオリーブオイル、プロテインパウダーを自然な形で献立に取り入れた「パワー食」の提供を行っています。嚥下障害の方へは、日本摂食嚥下リハビリテーション学会の嚥下調整食学会分類2013のコード3に該当する「やわらか食」の提供を行っています。

パワー食

パワー食

やわらか食

やわらか食

「安心・安全であるために」

食物アレルギー対応や厨房内の衛生管理に努め、月に1回開催している栄養管理委員会でも安全対策に関して協議を重ねています。

クリニカルサービス

「栄養指導(入院・外来・在宅)」

糖尿病をはじめとする生活習慣病などをお持ちの方や透析療法を行っている方など、食事療法が必要な方々を対象に栄養指導を積極的に行っています。
また、摂食や嚥下に問題がある方や低栄養状態の方、がんと向き合っている方などにも栄養指導を行っています。

在宅患者様を対象とした栄養指導としましては、初回にご来院いただき栄養指導を行い、その後も継続する場合は、電話にて栄養指導を行っています。

栄養指導室

栄養指導室

「入院中の患者様の栄養管理」

医師・看護師・管理栄養士など多職種が連携をして入院中の患者様の栄養状態を管理しています。栄養管理計画にしたがって、定期的に栄養アセスメントを実施し、身体状況や検査結果を総合的に評価しながら患者様の栄養状態の維持、改善に努めています。
管理栄養士は積極的に、患者様のもとに伺い、摂取量を確認し、ご本人の嗜好に合わせた個別対応などを行い、「食べる」サポートを中心に行っています。また、病棟カンファレンスなど各種カンファレンス、褥瘡回診など各種回診へ参画し、多職種と情報共有・連携をはかっています。

「NST(栄養サポートチーム)活動」

栄養管理に係る専門的知識を有した医師・看護師・薬剤師・検査技師・言語聴覚士・作業療法士など多職種からなるチームにおいて、管理栄養士は専任としてチームの主軸を担っています。

教育・研究

「専門資格の取得」

専門資格の取得を奨励しています。
NST専門療法士や病態栄養専門管理栄養士、がん病態栄養専門管理栄養士など様々な専門資格を取得し専門分野でのプロフェッショナルとしても活動をしています。

「学会発表」

日本臨床栄養代謝学会や日本病態栄養学会など各種の学会に所属し、臨床研究や症例報告など積極的に学会発表を行っています。

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