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膀胱がん

膀胱は、腎臓で作られ尿管を通って運ばれた尿を一時的に溜め、体外へ排出する役割を持った袋状の臓器です。

膀胱がんは、この臓器にがんが発生する病態を指します。

1年間に人口10万人当たり約50人が膀胱がんと診断されます。男女比が3対1で、多くは40代以降にみられます。喫煙と関係しており、喫煙者は非喫煙者の2~3倍の発生率と言われています。

リンパ節に加え、肺・肝臓・骨への転移が多いです。

症状

初期で最も多い症状は血尿であり、他に痛みなどの症状がない場合は特に注意が必要です。その他、頻尿・残尿感・排尿時痛など、膀胱炎に似た症状が出ることもあります。膀胱炎の様な症状が繰り返す場合や治りにくい場合は、膀胱癌である可能性があるため受診をして下さい。

検査

検診などの尿検査で血尿を指摘され、発見されることが多いです。超音波検査やCT検査等の画像検査で膀胱の中に腫瘍がみられる場合がありますが、小型の腫瘍はこれらの画像検査では分からないこともあります。

さらに専門性の高い検査として、膀胱鏡検査(膀胱の中を内視鏡でみる検査)や尿細胞診(尿の中に癌細胞があるかを調べる検査)を行います。

その他、MRIで癌の深さなど、CTで転移や腎盂尿管がんの有無などを調べます。

治療

早期がんは内視鏡的手術(経尿道的膀胱腫瘍切除術)で治療します。中・高リスク症例に対しては術後にBCG膀胱注入療法を行います。また進行がんの場合は、膀胱全摘術に加え、尿の通り道を別に作る尿路変向術(ロボット手術・腹腔鏡・開腹)を行う必要があります。当院では、主に開腹手術を行っております。

転移のあるがんに対しては、化学療法を行います。

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