前立腺肥大症
尿道を取り囲む前立腺が加齢とともに大きくなり、尿道を圧迫することで様々な症状が出現する良性疾患です。
60代で約6%、70代で約12%の男性にみられます。飲酒・長時間の会陰部(陰嚢の付け根と肛門の間)の圧迫・ある種の薬剤(風邪薬など)で前立腺がむくみ全く尿が出ない状態(尿閉)を生じることがあります。
症状
排尿困難、尿勢不良、尿線狭小化、排尿後滴下(排尿後に尿が垂れる)、残尿感、頻尿、尿意切迫感(急に起こる我慢できないような強い尿意)、尿失禁、排尿時痛などの症状を呈します。
検査
排尿日誌(患者さん自身に記載していただく排尿の記録)、超音波検査による残尿測定・前立腺体積測定、ウロフローメトリー(尿の勢いなどを調べる検査)などで診断します。
治療
症状がない場合や症状が軽い場合は、経過観察や薬物治療を行います。
症状改善が不十分であれば手術治療(経尿道的手術・開腹手術)が必要となる場合もあります。
当院の手術は、経尿道的前立腺切除術(電気メスで前立腺を尿道側から切除)を行っております。